支援プログラム

作成年月日:令和7年1月6日

 

理念

 適正な運営を確保するための必要な人員及び運営管理に関する事項を定め、児童発達支援・放課後等デイサービスの円滑な運営管理を図るとともに、障害児及び障害児の保護者の意思及び人権を尊重し、障害児及びその保護者の立場に寄り添った適切な児童発達支援・放課後等デイサービスの提供を確保することを目的とします。

支援方針

 障害児が日常における基本的動作及び知識技能を習得し、並びに集団生活に適応することができるよう、従業員は適切かつ効果的な指導及び訓練を行います。

 県・市町村・障害福祉施設・児童福祉施設・その他の保健医療サービス及び福祉サービスを提供する者との連携を図り、総合的なサービスの提供に努めます。

営業時間

 平日 月曜日から金曜日 午前8時30分から午後6時

サービス提供時間

 <児童発達支援> 午前9時から午後1時

要相談にて 午前9時から午後5時、または午後2時から午後5時

 <放課後等デイサービス> 午前9時から午後5時30分

送迎

 地理的条件や保護者の希望により送迎を必要とする障害児については、必要な送迎サービスを行います。


太田ステージを用いた支援プログラム

児童発達支援

支援内容

*本人支援の内容と5領域の関連性

健康・生活 

 食具の操作、排泄の自立、着脱等の基本的生活習慣の習得に向けた支援、健康的であったり、安心した生活を送れることを目的として行う。具体的な支援として、個々の認知に応じたスケジュールを提示して行き、スケジュールを見ながら自発的な行動を促したり、自己選択、自己決定する機会を設けるようにしている。また、野菜を育てたり、調理活動を行う中で、多くの食品に触れることで、食材への興味関心を深め生活を豊かにすることをはかる。片付けや手洗い等の身の回りのことを自分で整えたり、習慣づけられるようにする。 

 

運動・感覚

 身体の運動機能を強化することによって、離席をする等の日常生活での困り感の軽減をはかれるようにする。具体的な支援として、公園や運動ルームでの遊びにて粗大運動を向上させつつ、工作、調理、ブロック等から微細運動への支援を行う。個々の運動発達に応じて段階的に行っていく。

 

認知・行動

 環境に応じた適切な行動の習得を目指す。具体的な支援として、トークンボードを用いることで、自己調整をつける力を身に付けていく。また、成功体験、他者から認められる場面を作っていき、自信や自己肯定感に繋げられるようにしていく。ゲームを行う時のルール、順番、勝ち負けについてをソーシャルスキルとして練習していく。

 

言語・コミュニケーション

 コミュニケーションの基礎的な能力の向上を行い、様々な場面でも対応できる力を身に付けられるようにしていく。具体的な支援として、写真カードや台詞を視覚化した用紙を用いた要求、ヘルプ、拒否を日常生活のあらゆる場面で意図的に作っていき、自発的な要求を引き出していく。人や場面、状況を般化させていき、あらゆる場面でも伝えることができるようにしていく。

 

人間関係・社会性

 遊びを通じて社会性の発達を促し、仲間づくりと集団への参加を目指す。具体的な支援として、遊びの中で相手に注目することができるような声掛け、遊びの展開を引き出すための介入、小集団場面での自分の立ち振る舞いに気付けるような声掛けを行っていく。

 

*家族支援(きょうだいへの支援も含む。)の内容

 連絡帳や送迎時に随時、情報交換や保護者様の子育てに関する悩みなどの相談、助言を行っていく。

 

 *移行支援の内容
 就学に向けては、年中の冬より保護者に向けて個別に就学についての話をしていく。就学に向けての流れの見通し、家庭や事業所で練習していくと良いことの見通しをその都度説明していく。必要に応じて、入学前に小学校を訪問し、お子様についての情報提供を行っていく。

 

 *地域支援・地域連携の内容

 将来的に子ども達が地域で生活するうえで、より生きやすい社会を作ることを目標とした包括的な支援を行う。医療機関との連携や、ケース検討のための会議への出席を適宜行う。

 

 *職員の質の向上に資する取組
 外部研修に参加し、それらの内容をミーティングで伝達していく。専門職からの助言を受ける等、職員の知識と技術の向上を図る。

 

*主な行事等

 季節の移り変わりを感じられるように、各季節に沿ったイベントを開催する。例として、花見、プール、ハロウィン、芋ほりや野菜の苗植え、収穫、クリスマス会、初詣、節分、ひな祭り、お別れ遠足等。

 

放課後等デイサービス

支援内容

*本人支援の内容と5領域の関連性

健康・生活 

 余暇の充実をはかれるよう、様々な遊びを提供していく。興味関心の幅を広げていくことで遊びのレパートリーを増やしていき、一人で余暇時間を過ごす力を身に付けられるようにしていく。また、持ち物や共有物の片付けや整理整頓していく力を付けられるよう支援を行っていく。 

 

運動・感覚

 公園や運動ルームで身体を動かしていき、体力作りや運動機能の向上をはかっていく。眼球の使い方が苦手な児に対しては、視覚トレーニングを行ったり、感覚特性に合わせて拡大ルーペやイヤーマフ等、個々の困り感に応じたグッズの提案・提供を行っていく。

 

認知・行動

 スケジュールの組み立てを自分で作っていくことで、時間の概念や時間の管理を行うスキルを身に付けられるようにしていきます。

 おやつの時間に買い物体験をしていくことで、意欲的にお金の計算やお金の概念を学ぶことができるようにしていく。また、お金を貯めて高い物を購入する等、計画性や我慢を学べるようにしていく。

 

言語・コミュニケーション

 レクリエーション活動から、様々なことばや概念に触れていき、語彙力を高められるようにしていく。相手に伝える時に、誰に伝えたいのかを声掛けしていくことで、他者への意識付けを高められるようにしていく。

 

人間関係・社会性

 ゲーム等の遊びのなかで、ルールを他者と一緒に決めていく、ルールを守りながら取り組む経験を積めるようにしていく。職員や他児とのやりとりの中で、他者の視点や気持ちに気付き、場面に応じた言動を学ぶことができるように支援していく。

 

*家族支援(きょうだいへの支援も含む。)の内容

 連絡帳や送迎時に随時、情報交換や保護者様の子育てに関する悩みなどの相談、助言を行っていく。

 

 *移行支援の内容
 ライフステージの切り替えを見据えた将来的な移行に向けた準備として支援を行う。主に余暇やコミュニケーションへの支援を、遊びや活動の場面を通して支援していく。

 

 *地域支援・地域連携の内容

 将来的に子ども達が地域で生活するうえで、より生きやすい社会を作ることを目標とした包括的な支援を行う。医療機関との連携や、ケース検討のための会議への出席を適宜行う。

 

 *職員の質の向上に資する取組
 外部研修に参加し、それらの内容をミーティングで伝達していく。専門職からの助言を受ける等、職員の知識と技術の向上を図る。

 

*主な行事等

 季節の移り変わりを感じられるように、各季節に沿ったイベントを開催する。例として、誕生日会、施設外での体験学習、芋ほりや野菜の苗植え、収穫、クリスマス会、餅つき、初詣、節分、ひな祭り等。